株式会社ヒューマンネクサスラボ

COF

Cultural Orientations Framework (COF)とは

フィリップ・ロジンスキー氏によって開発された「文化的志向性の枠組み」は、文化を7つのカテゴリーに分け、17のディメンションに整理した、言わば、包括的な文化の見取り図です。COFはある文化における顕著な特徴を表現する共通の言語を提供し、重要な文化の変数と傾向に焦点を当てることを可能にします。
COFアセスメントを受けることで、それぞれのディメンションにおけるあなたの現在の文化的能力が縦軸に、文化的志向性が横軸に表示されます。

このツールを用いて、個人や組織・グループの異文化能力をスコアリングし、今後伸ばしていきたい能力について理解を深めます。

COFプロフィール
グループCOFプロフィール(左) 個人COFプロフィール(右)

COFの7つのカテゴリーと17のディメンション

カテゴリー ディメンション 記述
権力と責任に関する意識 支配/調和/謙虚 支配:人間は自分が欲する生活を送るために決定的な力と責任を有する
調和:自然との均衡や調和を追い求める 謙虚:不可避な自然の限界を受け入れる
時間管理のアプローチ 希少/豊富 希少:時間は希少な資源。注意深く管理する
豊富:時間は豊富、リラックスする
  モノクロニック/ポリクロニック モノクロニック:一時に1つの活動や関係に集中する
ポリクロニック:同時に複数の活動や関係に集中する  
  過去/現在/未来 過去:過去から学ぶ。現在は本質的に過去の繰り返しである
現在:「今ここで」とすぐ先の利益に注目する
未来:長期的利益を志向し、達成が容易でないビジョンを奨励する
自己認識(アイデンティティ)と目標 存在すること(being)/行動すること(doing) 存在すること:生活すること自体や、能力や関係の発展を重視する
行動すること:成果や目に見える達成に注目する
  個人主義 /集団主義 個人主義:個人の特質やプロジェクトを重視する
集団主義:グループとの関わりを重視する
組織上の取り決め ヒエラルキー/平等 ヒエラルキー:集合体や組織は適切に機能するために、社会的に階層化されなければならない
平等:人間は、しばしば異なる役割を果たすことがあるが、(原則)平等である
  普遍主義者/特殊主義者 普遍主義者:すべてのケースは同一の普遍的方法で取り扱うべき
特殊主義者:状況の特殊性を重視。意思決定を分散し個別状況にあった解決策を好む
  安定/変化 安定:静的、秩序ある環境を評価する。体系的で規律ある業務を通じた効率性を推奨、混乱を生じる変化や曖昧さを最小化する
変化:動的で柔軟性のある環境を評価、適応性や革新を通じた効果を促進、退屈とされる日常業務を回避する
  競争的/協力的 競争的:競争的刺激を通じて成功や進歩を促進する
協力的:相互支援、ベストプラクティス、結束を共有し成功と進歩を促進する
領域と境界の概念 防衛的/共有的 防衛的:個人的生活や感情を私的に留め(精神的境界線)、自分の物理的空間(物理的境界線)への侵入を最小限にすることで、自分を保護する
共有的:心理的、物理的領域を共有することで親しい関係を構築する
コミュニケーションの パターン ハイ(高文脈)/ローコンテクスト(低文脈) ハイコンテクスト:暗黙のコミュニケーションに依存する。ジェスチャー、姿勢、声、文脈を察する
ローコンテクスト:明示的コミュニケーションに依存する。明快で詳細な指示を好む
  直接的/間接的 直接的:利害対立や難しいメッセージを伝えるとき、相手を怒らせ傷つける危険を冒してもはっきり伝える
間接的:利害対立や難しいメッセージを伝えるとき、誤解が生じても、良好な関係を維持することを好む
  情緒的/中立的 情緒的:コミュニケーションで感情や温かさを表現、個人的、社交的関係の構築、維持を重視する
中立的:コミュニケーションにおける簡潔さ、正確さ、超然とした態度を重視する
  フォーマル/インフォーマル フォーマル:厳格な儀礼や儀式を順守する
インフォーマル:親密さと自発性を好む
思考様式 演繹的/帰納的 演繹的:概念、理論、一般的原理を強調する 論理的理由づけを通じて実践的応用や解決策を引き出す
帰納的:経験や具体的な状況、ケースから始める。直観を用い、一般的なモデルや理論を考案する
  分析的/体系的 分析的:全体を構成要素に分解、問題をより小さな塊に分ける
体系的:部分をまとまった全体に組み立てる。要素間の関係を探求し、全体の体系に注目する

『Coaching Across Cultures: 国籍、業種、価値観の違いを超えて結果を出すための7つの枠組み』(2015) 126ページ参照

?あなたの文化的能力や志向性を測ってみませんか?

COFアセスメントの結果は、以下のようなPDFレポートとしてダウンロードできます。

ヒューマンネクサスラボは、異文化コーチング権威のロジンスキー氏 (Rosinski & Company代表)が開発した文化的志向性フレームワーク(Cultural Orientations Framework COF)アセスメントの日本におけるアドミニストレータ―を務めています。